子供に勉強させるなら、やっぱり楽しい方法がいいですよね。
遊びのような勉強なら集中して取り組めるし、記憶の定着もバツグン。
だから勉強は楽しいほうがいい!
と、わかってはいるのですが。
いざそういう教材を探すとなると、どれを選んでいいのか悩んでしまう人も多いのでは。
特に小学校低学年向けの楽しい教材って、探すのが難しいんですよね。
幼児向けの知育玩具は種類が豊富ですが、小学生には物足りないし。
ゲーム感覚で勉強ができるということで、最近人気なのがタブレット教材です。
タブレットひとつあれば、何十種類でもゲームが楽しめるのでとても便利。
一方私が小学生のころは、カードゲームとか子供向けの実験セットとか、実際にさわれるものを使っていました。
自分でさわって動かせると、刺激的でとても楽しいんです。
デジタルな教材もいいけれど、こういった手を動かす教材も捨てがたい!
Osmo ジーニアス・スターターキットは、そんな方におすすめしたい知育教材なんです。
目次
Osmo ジーニアス・スターターキットとは?
アメリカ生まれのOsmoシリーズは、全米でNo.1人気の知育教材。
Osmo ジーニアス・スターターキットは、iPadにダウンロードしたアプリと、紙やカードを使って学びます。
対象年齢は6歳~10歳。
キット内容は、iPadに取りつける土台と反射鏡、それからアプリで使うパズルやカードです。
iPad自体はふくまれていないのでご注意を。
おうちにある古いiPadでも、第2世代以降(iOS 9.0以上)のものならOKです。
最新技術を使いながらも、実際に紙などにふれる大切さも重視した教材になっています。
自分の手元がiPadの画面に映るのですが、画面に現れるイラストなどを見ながら実際に手を動かす作業は、ワクワクすることまちがいなしです。
アプリは全部で5種類。App Storeからダウンロード可能です。
箱が英語ばかりなのでびっくりするかもしれませんが、アプリは日本語で使えるので心配ご無用。
ここからは、それぞれのアプリの魅力を紹介していきます。
ニュートン(理科)
落ちてくるボールをゴールに入れるゲームです。
画面に手元の紙が表示されるので、そこに線を書いたりモノを置いたりして、ボールをゴールに導きます。
どうすればボールをうまくゴールまで持っていけるのか。
ボールの進み方を考えながら作業することで、物理の考え方が身につきます。
どう道を作ればいいか考える力は、創造力につながりますね。
60以上のステージがあり、ひとつクリアするごとにレベルが上がっていくしくみ。
小学校に入学したばかりの子でも楽しめて、学年が上がってもやりがいを感じられるのがいいですね。
マスターピース(お絵描き)
画面の見本をなぞって紙に絵を描くマスターピース。
絵を描く力に加えて、目で見たものをたよりに手を動かす力が鍛えられます。
見本は280種類以上あり、難易度もさまざま。
自分で撮った写真を見本にすることもできるので、楽しみ方は無限大です。
大切な人の似顔絵や、大好きなキャラクターの絵が簡単に描けるのは、子供もとてもうれしいと思います。
描いているようすは映像で記録されているそうです。
どうやって描いたのか自分で確認したり、「こんなふうに描いたんだよ!」と似顔絵に添えて送ったりできます。
絵があまり得意でない子でも、思わず描きたくなってしまいますね。
ワード(英単語)
アルファベットのカードを並べて、画像に合った英単語を完成させるゲームです。
穴埋めゲームみたいに楽しめるので、英語になじみがない子でも大丈夫。
英語の勉強を始めると苦労するのが単語なんですよね。
それを楽しくゲーム感覚で覚えられるので、学年が上がって英語の授業が始まっても怖いものなしです!
単語を覚えることが苦ではなく、むしろ楽しみになる。
そんなふうに勉強できたら理想的ですよね。
英語を勉強することへの抵抗がなくなるのも、うれしい効果です。
このアプリは単語を覚えるだけで、リスニングやスピーキングの機能はありません。
英語に興味を持ってもらう第一歩として使うのがいいと思います。
ナンバース(算数)
英語と同じく、算数も苦手意識のある子が多い教科のひとつですね。
そんな算数嫌いの子にもおすすめなのがこのアプリ、ナンバースです。
ゲームの内容は、数字のカードを組み合わせて数式を作るシンプルなもの。
しかしこの数式を作るという作業、なかなか奥が深いんです。
たとえば、かけ算で6が答えになるように、2つの数字を組み合わせるとします。
答えは1通りだけではありませんよね。
1×6と2×3、2通りの答えが考えられます。
こんなふうに、いろんなパターンの式を考える力ってとても大切なんです。
中学や高校の数学でも役に立つ力を、小学生のうちから自然に身につけられるスグレモノです。
タングラム(パズル)
四角や三角のピースを使って、いろいろな形を作っていくタングラム。
実際に手を使ってピースを動かすので、空間認識能力がアップするそうです。
空間認識能力とは、簡単にいうと、「三次元の空間の中で、物体がどういう状態にあるか」をすばやく正しく理解する力のこと。
あの建物はどれくらい遠くにあるか。
あの自動車はどの方向に、どれくらいのスピードで走っているか。
こんな感じです。
この空間認識能力が低いと、日常生活で困ったことになるんです。
モノの大きさや距離がつかめないと、絵がうまく描けなかったり、飛んでくるボールを受けられなかったりします。
距離感やスピード感がわからないと、最悪の場合、交通事故にまきこまれる危険も。
生きていく上でめちゃくちゃ重要な能力だといえます。
算数の図形問題などにも普通に役立つので、パズルを楽しみながら身につけていきたいですね。
Osmo ジーニアス・スターターキットの購入方法
Osmo ジーニアス・スターターキットはソースネクストの販売ページやアマゾンで購入可能です♪
Osmo ジーニアス・スターターキット まとめ
・テクノロジーと実物を組み合わせた新しいタイプの知育教材
・iPadにダウンロードして学べるアプリは全5種類
・物理の考え方が自然に身につく「ニュートン」
・上手な絵が簡単に描ける「マスターピース」
・英単語を楽しんで覚える「ワード」
・算数の土台作りに最適「ナンバース」
・空間認識能力を鍛える「タングラム」
この教材で学べるのは、これから必要になるスキルの基礎となる能力ばかりです。
勉強を押しつけるのではなく、ゲームに夢中になっているうちにいつのまにか基礎が身についているというのも魅力的。
私もこんな教材を使っていれば、もっと勉強が好きになっていたと思います!