いくつになっても勉強することがたくさんありますよね。
学生時代はもちろんのこと、大人になってからも何かとくっついてきます。
むしろ大人になってからのほうがシビアだったり。知り合いの銀行員さんはいっつも資格試験に追われています。
どちらかといえば勉強は苦手で、赤点の女王の名前をほしいままにしていた時期もある私。全く誇れませんね、残念。で、大人になってから勉強が必要になって「やる気が出ない…」と嘆いていたのですが、どうも色によってやる気が出たり効果が出るという話があるというじゃありませんか!
やる気0に限りなく近い仲間の皆様、早速調べていきたいと思います。
目次
色の不思議
色彩心理学、って聞いたことありますか?
色にはそれぞれ特徴があり、私達の心理や行動に大きな影響を与えているというのです。
確かに、好きな色があっても、気分によって選ばなかったり、逆に全然違う色を欲したりしますよね。
そんな色の効果を活かして、広告も作られているといいます。普段目にする何気ない広告にも使われている色彩心理学。色にそんな力があるなんて不思議ですよね。
では、実際には何色がやる気を出してくれるのでしょうか?
やる気=熱量
やる気を出す色、それはずばり「赤」です。
赤は強いエネルギーをイメージする色です。
確かに戦隊モノのリーダーは常に赤で常に熱いイメージです。赤は強い力を持つ色なんです。
やる気になっている時などエネルギーに満ち溢れている時はもちろんのこと、元気がほしい時・自信を取り戻したい時など、エネルギーを補給したい時にぴったりな色です。
赤い部屋にいると、寒さをイメージする青の部屋よりも3度以上体感温度が違うという報告もあり、中から熱を引き出してくれます。赤、最強ですね。
と思いきや、欠点もあります。それは、行き過ぎた力も引っ張り出してしまうこと。
テンション上がりすぎてしまうんです。
やる気が全く無いどころかマイナスの時に赤はぴったりなのですが、そうじゃない時はむしろ妨げてしまうこともあるんです。
実際の実験で、テストの表紙を赤にしたら成績が下がったなんてのもあるんです。表紙の色だけで…、ちょっと衝撃ですよね。パワーは有るけど取扱い注意です。
やる気=集中力
やる気も必要だけれどどっちかというと集中力的なやる気が必要な方は「青」が最適です。
クールで知的なブルーってイメージありますよね。
やる気も一瞬じゃなくて持続しなければ使えません。私は主にこれですね。
青には気持ちを落ち着かせたり集中させる力があります。集中力を乱さず、冷静な判断力で、仕事が進むようになります。
ちなみに某受験漫画でも勉強の際に青いペンを使うシーンがあるんです。視覚的な効果があるからだと言われています。
もちろん、青にも欠点はあります。それは、リラックスしすぎてしまうことです。
それによって眠くなってきて結局集中力がどっかに行ってしまうことも。
青だけ、というのもやる気を出し続けるには難しいようです。
結局何色?
じゃぁ何色があるんだよ、と言われそうなのですが、色にも人と同じように長所と短所があって、一概にこの色があれば絶対いいよ!とは言い切れないんです。
ならどうすればいいのか。
まず、冷静に考えてください。
真っ赤な部屋と真っ青な部屋は身近に存在しますか?しないと思います。
私も赤のインテリア特集とかじゃないとまずそんなぶっ飛んだ部屋には出会いません。
そんな部屋全部を変える必要はないんです。
その色が目に入ればいいんです。
つまり、ペンや小物など、身近なものに色を入れてあげればいいんです。
テンションを上げたい時は目の前に赤いものを置く。
冷静になりたい時は目の前に青いものを置く。
集中して覚えるなら青いペン、注意を惹きたいなら赤いペン。使い分ければいいんです。
そんな簡単なことで、やる気を持続させることが出来るんです。
まとめ
色にも色々な特徴があります。
元気になる色、落ち着く色、幸せの色、などなど。やる気をただ出すだけなら赤、持続させるには青、それぞれに力があります。
世の中はいろいろな色のもので溢れていますので、目当ての色の物を見つけるのはそんなに難しいことじゃありません。
これからの勉強時間が少しでも有意義な時間になるように、自分にあった色を取り入れてみませんか。