新学期も始まり、そろそろクラスに勉強に慣れてきた頃だと思います。
学年が上がれば、習い事も増え、塾に通う子も出てきますね。
やらせたいのは山々だけど、何を基準に選べばいいかわからない、友達と一緒だからいいってものでもないなど、悩み尽きないお母さまも多いと思います。
今回は最近良く聞くようになった「Z会の小学生タブレットコース」について、ご紹介していきたいと思います。
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目次
Z会もタブレットで勉強?
まず、タブレットコースと聞いて、ピンと来ない方もいらっしゃると思うので、そちらからご案内していきましょう!
タブレットコースとは、iPadで勉強するスタイルになります。
PCとタブレットでの勉強の違いは、タブレットは基本ネット環境があればどこでも出来るということです。
家の中はもちろん、帰省先のおばあちゃんの家でもできます。
持ち運びが簡単なため、どこにいても勉強する環境が得られます。
PCのようにオンライン上だと、主に相手と繋がっている前提なので、時間が制限されてしまいます。
また、いくらノートパソコンといっても、小学生からするとかなり大きな道具になるので、どこでするか、PCを出す、立ち上げるなど、やる気スイッチがなかなか押せないという声もよく聞きます。
また、タブレットだとブラインドタッチに弱い小学生でもパネルタッチで勉強できる利点もありますね。
また、タブレットを取り入れている通信はチャレンジタッチ、スマイルゼミ等あります。
これから、この種のものは、これからのネット社会に向けて増えていく傾向にあります。
では、次に詳しく中身を見ていきましょう!
Z会タブレットコースを体験してみました!
今回は5年生のカリキュラムをご案内します!
科目は、国語、算数、理科、社会、英語、総合学習、副教材です。
まずは、国語です。
1ヶ月の構成は、授業→練習問題→授業→練習問題→課題提出です。
授業の前には、ウォーミングアップ的なものもあり(今回は世界の文化について)、その後の授業が入りやすくなるのも、良い特徴です。
授業の内容は学年相応の内容になり、物語なども学校のレベルとほぼ同じです。
物語を読み取り、漢字、接続詞、慣用句、作者の心情描写等を読み取る問題パターンです。
授業の後には練習問題もあり、授業でやったこととリンクして、しっかり定着を図れます。
また、総合学習と内容がリンクしていて、Z会の勉強として統一感があって良いです。
授業→練習問題のスパイラルを繰り返し、最後に課題になるプログラムです。
私の感想になりますが、かなり良く出来ています。
反対に良く出来ていますが、これを必ずしも全員がやりこなせるとも限りません。
かなり、やる気がないと全てをやりきれないとも言えるでしょう。
次に算数です。
国語と同様に授業→練習問題の繰り返しで、最後に課題提出です。
ただ、授業と練習問題がとても多く繰り返され、国語の倍近くあります。
内容は比例と反比例で学年相応のものになりましたが、算数は定着に時間がかかります。
スライド表示の中に動きを付けるなど、他の科目よりもかなり力が入っています。
内容が難しいぶん、副教材の算数をあらかじめやってから、こちらの算数に取り掛かることをおすすめします。
内容は学校と同じでも、タブレットという相手がいない上に、自分のペースで進んでいくため、他の教科に比べるとかなり難しいかもしれません。
学校で理解している上での副教材として使うレベルなら問題ないと思います。
次に理科です。
他の科目と同様、授業→練習問題→課題提出です。
植物の発芽と成長の単元です。
算数と違い、学校で理解していなかったとしても、このタブレットだけでも充分楽しく勉強でき、定着も図れます。
また、理科、社会のような知識問題は通信にとても向いています。
授業法は導入→実験→仮説思考→解説で、まるで授業を学校でしているかのようです。
通信特有の詰め込み教育でないのが良い特徴ですね。
この授業後に、実際植物を育ててみようかと思うお子さまもいるかもしれないですね。
次に社会です。
地図、グラフ、イラストのバランスがとても良く、色鮮やかで、お子さまも取り掛かりやすいです。
こちらを見たときに、「これ、良い!」と思いました。
単元は地域で変わる人々の暮らしでしたが、授業も詰め込み式ではなく、記述式の解答を求めるなど、一方通行にならない授業と問題が多かったです。
他の科目と同じスパイラルの進み方です。
社会でありながらも、読み取りや記述式など国語的要素もあり、2020年から導入されるアクティブラーニング(受け身のみでなく、質疑応答型のディスカッション型授業)に近い内容です。
次に英語です。
5年生からは既に学校でも英語は始まっていますね。
内容も学校と同じレベルのものです。
日常会話の中から単語、フレーズを学べ、楽しく勉強することができます。
音声もネイティブなので、発音を心配する必要がありません。
しかし、副教材でアルファベットはありましたが、こちらにフォニックスがありません。
ここ数年、英語教育の前半には「音と音の繋がり」「アブク読み」のフォニックスを多くのところで取り上げられますので、そちらもお伝えします。
また、英語は4技能(聞く、話す、書く、読む)の全てが成立しないと、成果が出ないのが特徴です。
そして、こちらでは話す学習はありません。
英語をタブレットでするならば、高校生以上がよいでしょう。
次に、総合学習です。
内容は総合学習(生活)です。
こちらは、基本的な授業を聞いて、課題提出します。
国語の要素が多い問題になっているので、国語の授業を受ける前のウォーミングアップとして取り組むと良いですよ。
簡単なものが多いように思えますが、こちら量をこなすことで、後に作文(小論文)の力にもなります。
また、このような問題は学校のテストのほか、外部テスト(模試)でも、よく出題される傾向です。
最後に、副教材です。
国語、算数、英語の補助教材と言えます。
国語は漢字や接続詞、慣用句、算数は割り算、分数(3年4年生の復習)、英語はアルファベットの音、書き順でした。通常の算数が難しいので、ここで確認や復習が含まれています。
こちらの副教材の問題をやってから、算数に取り掛かるとスムーズに進むでしょう。
国語と英語に関しては、通常の授業内である程度理解できていれば、こちらは必要ありません。
あくまでおまけと思ってよいです。
全ての科目で授業→練習問題→課題提出のスパイラル構成です。
特に、算数は問題が難しいので、他の科目より多くのスパイラル構成になります。
その他、生徒専用の学習カレンダーもあり、勉強の管理が目に見えるというのも魅力の1つですね。
もちろん、質問があれば、いつでもメールで問い合わせ出来ます。
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Z会の小学生タブレットコースってどう?評判通り?まとめ
以上がZ会の小学生タブレットコースの全容です。
私も教育業界にいますが、こちらはレベルが高い方だと思いました。
学校で程々わかっているお子さまがやる分はいいと思いますが、不登校、学校で出来ないからという理由のお子さまにはあまりオススメしません。
反対に、このレベルをこなせるお子さまなら、タブレットコースでも中学受験や難関大学受験もいけるのではないでしょうか。
基本Z会は他と比べるとレベルが高いのが印象です。
そして、これから将来的に学校での勉強はすべてタブレット化されるでしょう
ブレットは動画を見るだけでなく、ゲームをするだけでなく、勉強にも適しているからです。
なので、今からいち早くタブレット学習をされるのも良いですね。
気になる方は一度お試しされてはいかがですか!
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