これからプログラミングは必修の時代になっていきます。
私の妹は自ら進んで学び知識をつけて資格を取ってその分野でガンガン仕事をしていますが、
私は残念ながらさっぱりです。
とはいえ、小学校で学ぶプログラミングはそういうものではなく「プログラミング思考」
と呼ばれるものだそうです。
なんて言われたって、親にはちんぷんかんぷんですよね。
私もよくわかってません。
けれど、2020年に始まるのは決まっているので、
家でも親と一緒に触れられる何かがあるといいですよね。
そこで登場するのは「レゴ」です。
昔一度は遊んだことがあるのではないでしょうか。
色々な種類が出ていて東大レゴ部なんかも人気ですが、
なんとこのレゴを使ったプログラミングがあるというのです。どんなことができるようでしょうか?
目次
プログラミング思考
その前にプログラミング思考についてちょっと補足を。
2020年から小学校で必修になるプログラミングですが、
現段階(2019年時点)で発表されている内容として教科化はされません。
特に時間割に「プログラミング」というものが入るわけではありません。
あくまでも、算数や理科や総合の時間の中で行われるようです。
難しいプログラミングの言語を覚えるわけでもありません。
だから単元として評価があるわけでもありません。
小学校で学ぶプログラミング思考とは
「物事には手順がある。その手順を踏むと物事を解決することが出来る。ということを理論的に考えていく思考。」
のことです。当たり前の考えのようですが、
ネットが社会に広まり、
AIの技術がどんどん進歩していく中で、
このような思考を正しく活用することは更に重要性を増します。
だからこそ、その思考を小学生のうちに学んでいこうということになったのです。
レゴを使ったロボットプログラミング
では、レゴを使ってどのようなことをするのでしょうか。
流れは至ってシンプルです。
レゴでロボットを作る・動かしたいようにプログラミングする・実際に動かしてみる。
この3つの工程になります。ね、シンプルでしょ。
けれどこの中にプログラミング思考が組み込まれています。
まずは何も考えなくていいので好きにロボットを作ります。
そしてプログラミング。こうやって動かしたい、
ああやって動くようにしたいと自分の考えを入れていきます。
そして実際に動かしてみる。上手に動くこともあれば、
イマイチ違った動きになることもあるでしょう。
そんな時はどこがダメだったのかを見つけて直して再び動かします。
この「どこが間違っているのかを考える」ところに、
問題解決能力やプログラミング思考が生まれるんです。
自分のやりたことをするためにはどうすればいいのかを考える。
目的を達成するためにどのような手順を踏めば良いのか。
これって小学生じゃなくて、大人にも必要そうな思考ですね。
そんなことをレゴというおもちゃを使って遊びながら学ぶことが出来るのがレゴのプログラミングです。
レゴ ロボットプログラミング どこで買える?
普通のおもちゃ屋さんではあまり見かけないですよね。
それもそのはず。実はこれ、直接販売は行っておらず、
レゴの正規代理店で購入をすることになっているんです。
そのうちの1つが「Afrei」という会社です。
この会社では、販売のほか、アイディアコンテストや動画コンテストなども行っており、
ただ自分で作るだけではなく、他の人の作品に触れたり自分の作品を評価してもらう機会があります。
過去の作品も見ることが出来ますので、自分が何か作るときの参考にもなります。
買える教材は2種類。「EV3」と「We Do 2.0」です。前者が10歳から、
後者はなんと5歳から使えるキットになっています。
基本セットや説明書がセットになっています。「We Do 2.0」は3万円くらいで全て揃うのですが、
「EV3」は基本セットが7万弱で応用も追加するとそこそこの値段になります。
ずっと使い続けることを考えれば一生モノと考えれば手が出なくもないですが、
ちょっと考えちゃう値段ですよね。
なので、実際の動画を見たり、
会社主催のワークショップが不定期ですがあるのでそちらで体験してからの方が親としてはいいかもしれません。
でも、正直、大人もやってみたい気分です。
レゴでロボットを作ってプログラミングを学ぼう!まとめ
レゴって組み立てるだけじゃなくて動かせるんですね。
ポテンシャルの高さに驚くばかりです。
遊びの中に学習を上手く取り入れているんだと思います。
また、この教材は世界中で使われていて、
世界大会まで行われているんです。
それほどまでに認められた教材なのです。
もしお子さんがレゴが好きで、
もう一つ先の段階へと考えているご家庭がありましたら、見てみてください。