「頭が良くなる食べ物」なんて本当にあるの?思った皆さん、本当にあるんです!
脳を活性化させ、やる気を起こさせ、自分が持てる最大限の力を発揮できるようにするのが、「頭が良くなる食べ物」です。
私は、頭は良くないのですが(笑)、だらけると、更に脳の効率が落ちるので、これらの食べ物を上手に摂ることにより、日々の生活やお仕事で自分の持てる力が最大限に発揮できるように心がけています。そうすると、完璧ではなくても、なんとなく日々達成感を得ることができ、自信につながり、良い循環が生まれます。
だまされたと思って、みなさん、是非実践してみてください!
目次
1.青魚
青魚にはDHAが多く含まれています。
DHAとは、特に青魚(サバやイワシ、サンマなど)に含まれる飽和脂肪酸である「ドコサヘキサエン酸」です。
DHAは、脳の働きを良くして記憶力や集中力を高めると言われています。
DHA・EPA協議会よると、子どものラットを用いた実験では、DHAを摂取させた場合、目印を記憶し行動する能力が優れていたいう結果が報告され、DHAによる記憶学習能力の向上が示唆されています。さらに、オーストラリアの研究では、健康な乳児287名を対象としたDHA摂取実験において12ヶ月齢および18ヶ月齢時、言語発達評価項目に向上が認められたとの報告がされています。(DHA・EPA協議会ホームページhttp://www.dhaepa.org/q_and_a.html 2016年11月23日現在)
DHAは体内では合成できないので、サプリメントや青魚などから、摂取する必要があります。厚生労働省は、1日の摂取目安量として、DHAとEPAを合わせて1g以上の摂取を推奨しています(「日本人の食事摂取基準」(2010年版))。
この目安量を魚介類から得るには、お刺身だとマグロトロで2~5切れ、ハマチで3~5切れ。
魚が苦手な方や魚を食べる機会が少ない人などは、サプリメントで摂取するのも一つの方法です。
2.納豆
納豆を食べることで良質な植物性タンパク質が摂取できます。
脳は、水分を除くと、60%の脂肪と、残りすべてはタンパク質でできています。また、脳の働きの中心となる神経の主成分もタンパク質です。良質なタンパク質を摂ることにより、脳内の神経伝達物質を増やし、頭の回転が良くなります。成長期には、大人より2割以上多く必要になると言われています。
そこでおすすめなのが、良質なタンパク質を多く含む、赤身肉、魚、たまご、乳製品など。ただし、動物性タンパク質に偏り過ぎると、体内が酸性になり、腸内の善玉菌は減り、免疫力が落ちて疲れやすくなるということもあります。植物性タンパク質である大豆製品は、肉や魚に劣ることのない良質なタンパク質ですので、おすすめです。
納豆は、手軽に大豆を摂ることができる優れものです。おまけに、ミネラルや食物繊維など多くの成分がふくまれています。毎朝の食事に、是非納豆を取り入れてみてください!
3.チョコレート
長時間勉強したあと、無性に甘いものが食べたくなりますよね。
脳をエンジンと考えると、そのエネルギー源であるガソリンは、ブドウ糖になります。
ブドウ糖は、炭水化物(米、うどん、パン、イモ類など)、果物、菓子などに多く含まれています。
中でも、チョコレートにはブドウ糖のほか、テオブロミンという成分も含まれています。
テオブロミンは、大脳を刺激して、記憶力、思考力、集中力を高めてくれます。さらに自律神経を調節してリラックス効果も期待できます。カフェインの効果と似ていますが、カフェインと比べると緩やかに成分が吸収されるようです。
頭が良くなる食べ物なんて本当にあるの?! 脳に効く食材3選 まとめ
頭が良くなる食べ物が本当にある?! 脳に効く食材3選
- 青魚
- 納豆
- チョコレート
これらの食材をうまく取り入れて、脳の活性化を目指しましょう!
ただ、みなさんもご存じのとおり、一番大切なのはバランスの良い食事を1日3食、規則正しく食べることです。
そして、きちんと噛んで食べることにより、脳が活性化されます。
私の父母は、総入れ歯にしてから、記憶力がとたんに落ちたと嘆いています。やわらかいものばかりを選んで食べるようになったからですね。
若いうちから、きっちり、噛んで、おいしく食事をいただきましょうね!