「もう、全然話聞いてないんだから!!」と思うことありますよね。
我が家も子供たちが小さい頃は大事なことは何回も言っていました。
「それさっきも聞いた!」なんて子供に言われることもあるけれど、それくらい何回も言わないと忘れちゃうんですよね、子供って。
今は、長女は中学生になり『ある程度しっかりしてきたのかな~』なんて思う時と、『相変わらずだらしないな~』を繰り返しています。しっかりするにはもうちょっとかかりそうです。
次女は小学校高学年になり、意図的に話を聞かなくなりました。聞いていても返事はなかったり、「どうだった?」という話に「うん。」と答えたり・・・。
「うん」って何?「うん」じゃ答えになっていないでしょ。
先日は、始業式で「クラス替えどうだった?担任はどうだった?」と聞いて「うん」です。
思いっきり思春期ですね・・・。
そういう時期なんだ、とわかっていればこちらもそんなにイライラしなくてすみます。(少しはイライラしますが・・・)
小学生は低学年と高学年によって話を聞かない理由が全然変わってくると思うのです。ですので、こちらも話し方を変えて対処していきましょう!
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目次
話を聞かない低学年には
低学年の子は、自分の夢中になっていることがあると、全然話を聞きません。聞こえていないのです。ゲームをしているときに話しかけても上の空です。(これは大人も同じですね・・・)
話を聞かない。と思うのは、こちらが一方的に話しているから、子供が聞いていない。と感じるんですね!
全然話を聞かない!と思う子供でも、学校の先生の話はちゃんと聞いていたりします。学校では、先生の話をちゃんと聞くように、子供たちは前を向いて座り、先生を見て、話を聞く意識をもちますよね。
でも家だと、他のことをしながら・・・となるため、話が入ってこないのです。
他のことをしないように・・・?するにはどうすればよいでしょうか。
子供の話を聞いてあげるのです!
今日あった出来事、何か他のことをしながら・・・でも、子供は自分自身が話していると手をとめます。話すのに夢中になるからです。
ボール遊びをしていても、ママに話したいことがあるときは、一度、ボールをとめママの顔を見て話しますよね?聞いてもらいたい!と強く思う時ほどこちらの顔を見て夢中に話します。
その時、ちゃんとママが聞いてあげる。
携帯しながら・・・では、子供は「全然話聞いてくれない」と感じてしまいます。
話をする。話を聞く。相手の表情を見る。笑う。質問する。
こんな会話が毎日あると良いですね!
話を聞かない子、聞けない子にはならないはずです。
話を聞かない思春期の高学年
一方高学年は、他のことに夢中になっていても、一旦それをやめる。ということができます。ゲームなどは途中で止められないものもあるようですが、「ちょっと待って」など、今、話を聞けない状態にあることを伝えられます。
しかし、高学年の子が話を聞かない理由が、思春期によるものだと、一旦やめてもくれないし、「ちょっと待って」もありません。
残念ながら無視ですね。これは、話すタイミングをこちらが見極めるしかありません。思春期、反抗期・・そうは言ってもまだ小学生ですから、言ってしまえば気分屋のようなものです。家族をウザいと思う時もあれば、興奮して「これすごくない??」と言ってくる時もある。
少しでもご機嫌な時に色々な会話ができると良いな。と思います。
その時に、あの時のあれはどういうこと?! のようなダメだしはNGですね。
一瞬で【無視】に戻ってしまいます。
また、こんな場合もありますね。
【話を聞かない、無視してくるなら、もういいや。こっちも話しかけない!】
よーくわかりますが、これは悪循環です。
悪循環になるのもわかっているが、こっちも、とても優しくなんて話かけられない!
そういう時もありますよね。そういう時は、無理に話しかけなくても良いと思うんです!
でも、夕飯の時間になったら、「ご飯できたよ~」って声をかけてあげる。相手は、まだ小学生ですから・・・いくら反抗期とはいえママに嫌われるのは悲しいです。
話を聞かない子のママはこんなママが多い・・
一言でいうと、小言が多いママです。
子供のことに対してでなくても、文句ばかり言っていては、子供の耳は聞く気を失くしてしまいます。
また、自分の都合だけで話しかけるのも子供にはスルーされがちです。あれ言っとかなきゃ、あ!これも!と、次から次へと話しの内容が飛んでしまってはきちんと子供の頭に入ってきません。
「遊びに行く前に宿題やっちゃいなさーい。夜ご飯何にしようか~、何がいい?あ、今日先生に出す紙、ちゃんと出してくれた?後、ママ明日遅いから鍵忘れずに持って行ってね!」
子供の頭の中で、【宿題・夜ご飯・提出の紙・明日の鍵】、ポンポンポン!と機械のように頭の中で整理できません。
この場合、鍵は忘れます。それが普通です。これは、子供が全然話を聞いていない。のではなく、ママの伝え方が悪いです。
会話のキャッチボールができていませんね。
「今日先生に出す紙、ちゃんと出せた?」 「うん」
「明日、ママ遅いから鍵持ってね!」 鍵をしまうのを確認
「よし、じゃあ宿題やっちゃおうか」 宿題の準備
夜ご飯何が良い?は、半分独り言のようなものですね。食べたい物が返ってきたら、そのメニューも考えてみると♪
大事なのは、【会話】ですね!一方的に話すのではなく、会話になっていれば、話は聞いています。頭にも入ってきます。
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話を聞かない小学生、まとめ
・低学年の場合は、まず、ママが話を聞いてあげているか意識してみると良いです。
毎日子供の話をたくさん聞いてあげていたら、子供もちゃんと話の聞ける子になります♪
・思春期の場合は・・・といっても、小学生の思春期はまだ気分屋のようなものです。タイミングを見計らい、会話ができそうなときはゆっくり話す時間を作り、【まとめ会話】をするのも良いです♪
普段から、会話をしていれば話の聞かない子、聞けない子にはなりません。そのためには、まずママが話を聞いてあげましょう♪