私はアロマテラピー検定1級を所持する40歳女性会社員です。
最近テレビなどで頻繁にアロマオイルの効能について取り上げられていますよね。認知症を防ぐアロマオイルを紹介された時は、店頭から対象のオイルの売り切れが続出したほど!
アロマテラピーは、精油(アロマオイル)を用いた自然療法で、心身の健康を維持し、病気を予防するために紀元前のギリシアやローマ時代から使われてきたものです。
日常生活で上手に取り入れれば、日々の生活がよりいっそう心豊かなものになります。
今回は、私も使っている、勉強に集中できるアロマオイルを厳選して3つご紹介したいと思います!
目次
アロマオイルって何?
アロマオイルは正式には「精油」や「エッセンシャルオイル」と言い、植物などから僅かに採れる貴重な芳香物質です。植物のホルモンともいわれている芳香物質は、古くから自然療法に取り入れられてきました。
アロマオイルは、種類によって価格にばらつきがありますが、これから紹介するものは通常3ml700円程で購入できます。
アロマオイルブランドで有名なのは、「生活の木」「ニールズヤードレメディーズ」「ガイヤエッシェンシャルオイル」などがあります。私のおススメは「生活の木」です!日本のブランドなので、全国各地に店舗があるほか、ネットショップも展開しており、手ごろな値段で高品質のアロマオイルを手に入れることができます。
注意しなければならないのは、化学物質で香りをブレンドされた天然由来でないものもアロマオイルとして販売されていることです。天然由来でないものは、効果を期待できないだけでなく、人工的に作られた香りのため、嗅ぐと気分が悪くなることもあります。アロマオイルを購入するときは「精油」(純粋に天然のものから精製されたオイル)と書いてあるものを選びましょう。
アロマオイルで勉強に集中できる理由
アロマオイルは、3つのルートで体内に働きかけます。
①嗅ぐことにより大脳辺縁系に直接働きかける
②嗅ぐことにより鼻組織や肺から成分が吸収され、血液に溶け込み体内に働きかける
③キャリーオイルなどで薄めて肌に塗ることで皮膚から吸収され、血液に溶け込み体内に働きかける
勉強に集中できるのは、①の「大脳辺縁系に直接働きかけること」が一番の要因だと考えられます。
人間の五感で唯一、生命維持を司る大脳辺縁系に直接信号を送ることができるのは、なんと嗅覚だけなんです!
嗅覚は、人間の生命を守るため、危険を察知する感覚として、直接大脳辺縁系に信号を送ることができるようになったと考えられています。このようなしくみを利用しているのがアロマテラピーという自然療法です。
勉強に集中できるアロマオイルを嗅ぐと、大脳辺縁系に作用し、自律神経の働きが整えられ、集中力がアップすると考えられます。次に、勉強に集中できるアロマオイルを3種類厳選しましたので、是非だまされたと思って試してみてください!
勉強に集中できるアロマオイル3選
①ペパーミント
眠気をさまして頭をすっきりさせます。ラベンダーとブレンドすると程よいリラックス効果も加わり、勉強の効率がアップするでしょう。
また、市販されているペパーミントティーを飲んでもオイルと同じ効果が期待がきます。
②ローズマリー
脳細胞を活気づけて記憶力を高めます。
テレビ番組で、認知症予防に効くアロマオイルを紹介された際は、朝起きたらローズマリー+レモンのアロマオイルを、夜寝る前はラベンダー+オレンジスウィートのアロマオイルを嗅ぐと良いと勧められていました。
ただ、ローズマリーの香りには特に少し癖があり、あまり嗅ぎすぎると気分が悪くなることがあるので気をつけましょう。
③ユーカリ
頭をすっきりさせて集中力を高めます。ローズマリーに似た香りですが、ローズマリーよりもさらにスッとする感じがあり、鼻や気管支にもいいとされています。
個人的には、ペパーミントとユーカリのブレンドが、集中力アップに最強だと思っています。より爽快感が増して、すっきりと集中力を高めることができます。
アロマオイルの使い方
勉強に集中したいときは、芳香浴が一番手軽でおススメです。
アロマランプなどのアイテムがなくても、熱いお湯を入れたマグカップにオイルを2~3滴いれるだけで、お部屋に香りが広がります。
外出先では、ハンカチなどにオイルを1~2滴たらしておき、必要に応じて香りを吸入するとよいでしょう。
【注意事項】
アロマオイルは成分が大変濃縮されたオイルです。肌に塗ったりする際は、必ず薄めて使用しましょう。
お年寄りや既往症がある方や、敏感な体質の方は、香りに反応しやすいこともあるので十分注意して使用しましょう。また、妊婦、3歳未満の乳幼児にはアロマオイルの使用は控えましょう。
レモン、グレープルーツなどのアロマオイルには、光毒性があり、皮膚に塗布した状態で日光などの強い紫外線と反応することによって、皮膚に炎症をおこすこともあるので、十分ご注意ください。
勉強に集中できるアロマオイル3選 まとめ
1.アロマオイルって何?
2.アロマオイルで勉強に集中できる理由
3.勉強に集中できるアロマオイル3選
4.アロマオイルの使い方
アロマオイルは沢山種類があり、香りによっては、その人に合う合わないが出てきます。私の父は、認知症予防にいいとされるローズマリーをあまりにも頻繁に直接嗅いだために、気分が悪くなり、もうローズマリーのにおいは嗅ぎたくないそうです。
アロマオイルは原液のまま嗅ぐと、このように直接脳に強い刺激を与えすぎて、かえってよくないこともあるので、使用する際は十分注意してください。ハンカチなどに垂らす時は、1~2滴で十分です。
取扱いに十分気を付けて、快適なアロマライフを送りましょうね!