どれもおススメの本なのですが、
ランキングは簡単に読める(低学年でも1人で読める)ランキングです。
後半へ行くほど高学年向きですが、上位の文章が少ない本でも読み終わった後に、ほっこりとしたり、そういう見方もあるか!と思えたり・・学年を問わず読んでみて欲しいな~と思います。
読書を続けていると、中にはこの先もずっと心に残る本に出会えます。ある一節の言葉が子どもの心に響くと良いな、と思います。親や教師の言葉以外に子供が大事にしようと思う『教え』に出会えると良いですよね!
目次
小学生に読んでもらいたいおススメの本ランキング10選!!
1★『空からのぞいた桃太郎』
著・影山徹 岩崎書店 1650円(税込み)
タイトルのサブタイトルともとれる帯に「鬼だから殺してもいい?」とあります。この本は桃太郎の物語を、客観的に視野を広げて読んでみる本です。絵本ですが、絵は上からの描写で、まるでドローンで上空から物語を撮っているようです。鬼ヶ島には鬼の家族や友達もいます。1つの物語を色々な見方で読み、感じることのできる本です。
2★『もしものせかい』
著・ヨシタケシンスケ 赤ちゃんとママ社 990円(税込み)
「もしもなにかをなくしたら。もしももどってこないなら」
文章は低学年の子供がひとりで読める簡単なものですが、心あたたまるほっこりとする内容です。ママと一緒に読むことをおススメします。
1回読んで面白かったー!!となる本ではなく、嫌なことがあったとき、寂しいとき・・そんな時に繰り返し読みたくなるような心が穏やかになれる本です。
好きなおもちゃやぬいぐるみのように、この本も大事にしてくれたら素直な子に育つに違いない!と思える本です。
3★『天使のかいかた』
作・なかがわちひろ 理論社 1320円(税込み)
小学生の女の子のお話です。お友達はみんな犬や猫や鳥など飼っていて、自分もペットが飼いたくてしかたありません。でもお母さんが許してくれない・・。そんな時、野原で天使と出会い、その可愛い小さな天使と一緒に生活し始めます。毎日の出来事をたくさん天使にお話しして・・・・
女の子って独り言が多いですよね!天使とお話しているのかな?と感じて、微笑ましい気持ちになります。
4★『エルマーのぼうけん』
作・ルース・スタイルス・ガネット 絵・ルース・クリスマン・ガネット 訳・わたなべしげお 福音館書店 1320円(税込み)
全3巻のベストセラーです。我が家では、幼稚園時代に私が読み聞かせをしていました。(おかしいね~)と思うところや、ハラハラドキドキするとこと、安心するところ、冒険物の面白さに夢中になって聞いていました。1週間くらいに分けて読み聞かせをしましたが、最後読み終えると娘がすぐにまた最初から読もう!と言ってきたので、次は自分で読んでごらん♪と提案してみました。
小学校入学直前くらいの時期でしたが、一度ストーリーが頭に入っているので難しいと思わず1人で最後まで読めました!長編物語ですが、子供が夢中になるストーリーであることは間違いないです!
5★みんなふつうで、みんなへん。
文・枡野浩一 絵・内田かずひろ あかね書房 1320円(税込み)
小学校3年生の子どもたちの短編集。あーあるあるというような身近な経験から「違い」と取り上げた本です。「みんな違うことが普通」が自然に伝わる楽しい本です。身近な内容と短編なので、読書が嫌いな子でも読みやすいと思います。学校の朝読書におススメです♪
6★モヤモヤそうだんクリニック
作・池谷裕二 絵・ヨシタケシンスケ
NHK出版 1320円(税込み)
ぼくの「やる気スイッチ」はどこにあるんでしょう。いじめがなくならないのはなぜですか?など身近な子供のモヤモヤを脳研究の先生と絵本作家の先生が、【科学とユーモア】で向き合います。こちらも身近な内容なので読書嫌いの子でも読みやすいです。大人が読んでも、ほっこりします♪
7★『ねこと王さま』
作・絵 ニック・シャラット 訳・市田泉 徳間書店 1760円(税込み)
お城が燃えてしまった王さまと、王さまを助けてくれる仲良しの猫のお話です。何もできなかった王さまが、猫に助けてもらいながら少しずつできるようになっていきます。王さまがワガママで、でも素直で・・・ほのぼのとした優しい気持ちになる本です。昨年度の3,4年生の課題図書となっていた本ですね!王さまが、まるで小学生のようなので読書感想文の書きやすい本ではないでしょうか。
8★アーヤと魔女 作・ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
訳・田中薫子 絵・佐竹美保 徳間書店 1870円 (税込み)
アーヤは負けん気の強い女の子。ある日魔女の家に引き取られ働かされることになりました。でもめげたりしません。魔法を教えてもらい、黒猫を仲間にし、魔女の目を盗んで魔法をかけたり・・・とっても元気で賢い女の子の物語です。昨年、アニメ映画化もされた面白いストーリーです。夢中で物語の世界に引き込まれることと思います♪
9★こどもSDGs☆なぜSDGsが必要なのかがわかる本☆
監修・秋山宏次郎 著・バウンド カンゼン 1430円(税込み)
これからの時代、「自分さえよければ」は通用しない!
目を引く帯タイトルですね!物語の読書というよりは、教養として読んでほしいな~と思う本です。SDGsに関係する入試問題は中学~大学まで問わず今後出題されると思います。自分には関係ない。と思わず、小学生のうちから今の時代の課題として知っておいて欲しいな。興味を持って欲しいな。と思います。
10★軽装版 精霊の守り人
著・上橋菜穂子 絵・二木真希子 偕成社 990円(税込み)
以前放送された大河ファンタジーが面白かったので、私用に購入しましたが、当時小学6年生の娘が面白い!とシリーズで読んでいました。映像から入った私と、書籍から入った娘と違う世界観があるんだろうな~と思いながら、「面白かったよね!」という意見は一致です。漢字には読み仮名がついているので、小学生でも物語に入りこめれば夢中で読むかと思います。
読書で心が軽くなる
読書は、冒険もので夢中になるものから、読むことによって今の自分の悩みを軽くしてくれるものなど、色々な本があり、
「読んでよかった!」
と感じると今の自分が前向きになれますよね!
子供にもそういう気持ちはあります。
簡単に読める身近な本からたくさん吸収してくれたら嬉しいです♪