「英語の勉強をしよう」といわれたときの子どもの反応は、大きく2つに分かれます。
「えーっ」といやそうな顔をするか、
「やった!」と前向きに取り組むか
いやいや勉強するのは苦しいですし、どうせやるなら楽しんでほしいですよね。
私自身は完全なる前者でした。
英語は得意な子と苦手な子で差ができやすい教科です。
興味があるかないかだけでなく、今までの経験が大きく関わってきます。
私は小学生のとき、英会話を習っている子と比べてしまって、よけいに自信をなくしてしまいました…
しかし2020年から、小学校でも英語が必修に。
やりたくないからといって、やらないわけにもいきません。
とはいえ、親が教えようと思っても、英語力に自信がないと難しいですよね。
私もずっと英語にふれる機会がなかったので、どうやって勉強しようか手探り状態でした。
しかし、いい勉強法は実は日常の中にあったんです!
それに気づいて少しずつ実践していくと、英語の勉強がどんどん楽しくなりました。
今では「やった!」どころか “Yeah!” ってかんじで英語が大好きです!
英語が得意になるためには、まずどうして苦手なのか考えることが大切です。
そもそもなぜ苦手になってしまうのか
わからないからです。
英語に苦手意識を持ってしまう理由のほとんどがこれだと思います。
特に初心者の場合、
先生がなにをいっているのかまったくわからない
書いてある英語がまったく読めない
というところから、「自分には英語ができないんだ」と決めつけてしまうことが多いです。
そんな授業楽しいわけがないですよね。
家で英語の勉強をするコツは、まずはこの「英語ができない」思いこみをなくすことです。
目次
方法1:まずは子供向け番組から
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テレビやYoutubeなど、子ども向けの英語番組を見る方法は豊富です。
対象年齢はあまり気にせず、好きな番組を集中して見るのがおすすめです。
もちろん大人向けのものは難しすぎると思いますが、逆に高学年の子が幼児向けを見るのは効果的です。
特にNHKの子ども向け番組は、高校生のときに見ても普通に勉強になりました。
「えいごであそぼ with Orton」や「エイゴビート2」などは、日本語で説明してくれる部分も多いので、まったく英語がわからなくても心配いりません。
また、「きかんしゃトーマス」など英語版で見られる海外の番組も多いです。
Youtubeなら、個人的に「Sesame Street」がおすすめです。
アメリカの幼稚園児が見ているレベルなので、気軽に楽しく見れますよ。
とにかく楽しめるものを選びます。
楽しめるといえば最近始まったこどもえいごオンライン WORLD GO!GO!というサービスは5日に1回の動画配信と月に1回のグループレッスンがあっておすすめです。
方法2:その日習った内容を復習
英語を勉強させるために、学校で使う教科書やワークとは別に教材を買う方も多いと思います。
子どもが英語に興味を持っている場合はとてもいい方法です。
ただ気をつけたいのが、苦手意識がある場合。
英語の授業だけでもつらいのに、家に帰ってもテキストやワークが待っている…
私だったらいやになってしまいますね。
かといって、逃げていてはいつまでも英語が得意になれないのも事実。
そこで、まずは学校で習った内容を家で復習するところから始めましょう。
「今日どんなことしたの?」と聞いたり、高学年の子ならいっしょに教科書やノートを確認したり。
わからなかったところや、自信のないところを、その日のうちに解決するのが重要です。
わからないままにしておくと、積もり積もって、いつかとても大きな苦手になってしまいます。
予習よりも復習が優先です。
テキストを買って予習するのは、子どもがやる気を出してから。
また、テキストを選ぶときも、できれば子どもといっしょに選びましょう。
「字ばっかりでやる気が出ない」とか「かんたんすぎておもしろくない」とか、教材が合わないせいで勉強がいやになってしまっては、もったいないですからね。
方法3:英語の本にチャレンジ!
いきなり英文がズラーッと並んだ洋書を読む必要はありません。
絵本から始めましょう。
1ページに1文あれば十分です。
どんなにかんたんな文章でも、「読めた!」という経験が自信につながります。
高学年からは英語の授業でも成績がつくので、読んで理解する能力はとても大切です。
低学年の子なら、親が音読してあげましょう。
ネイティブみたいな発音である必要はありません。
むしろ、ゆっくりとわかりやすく読んであげることで、子どもは文章を覚えます。
覚えた文を暗唱しながら自分で「読める」ようになれば、とてもうれしいはずです!
私も最初は、ほとんど意味がわからないまま読んでいました。
それでも楽しくて、気づいたら厚めの洋書にも抵抗がなくなっていました。
勉強のための読書でも、まずは楽しむこと、きらいにならないことが第一です。
辞書で単語の意味を調べながらとか、文法を考えながらとかだと、勉強感が強すぎてつかれてしまうかもしれません。
それよりも、先にとりあえず全部読んでみて、「この部分をもっと理解したい!」というところを調べていくスタイルが続けやすいですよ。
英語が好きになれる3つの工夫・まとめ
子ども向け番組で気軽に始める
その日のうちに復習する
英語で絵本を読んでみる
くりかえすようですが、英語がきらいにならないように、かんたんなことから始めていくのが基本です。
低学年のうちは特に、歌やゲームなどで楽しく英語にふれるのがいいと思います。
高学年なら、ただテレビを見たり絵本を暗記したりするのではなく、単語の意味や文法も意識していけるといいですね。
私も昔は英語がとても苦手でしたが、今では「慣れていなかっただけ」なんだということがよくわかります。
初めのうちは無理をせず、子どものペースに合わせて英語にふれていきましょう!