そろそろ子どもに英語を勉強させたい!という方、何から始めれば良いか難しいですよね。
子どもに自然と英語に触れさせたい、と思ったら、英語の映画を見るのがおすすめです。
なぜなら、映像と聞こえてくる英語をリンクさせやすい為、英語を英語のまま理解する英語脳を育てやすいからです。
私は社会人になってから英語の勉強をし直していますが、毎日英語の映画またはドラマを見続けた際、リスニング力が上がったと感じたことがありました。
なので、映画を見るだけでも英語学習はできますし、楽しんで英語に触れられるのでおすすめです。
それでは、小学生におすすめの英語学習ができる映画を5つご紹介していきます。
目次
塔の上のラプンツェル
ディズニー映画の中でも特に人気の映画、塔の上のラプンツェルです。
ラプンツェルは魔法の髪で人を若返らせたり、傷を癒す力を持っています。
ゴーテルという育ての親はその力を独り占めする為に、森の奥にある塔にラプンツェルを18年間閉じ込めていました。
外に出ることを夢見るラプンツェルは、ある時塔に侵入してきた泥棒フリンと塔を抜け出し、冒険に出る、というストーリー。
基本的にディズニー映画は子ども向けの為、どの作品もわかりやすくとてもおすすめです。
中でもラプンツェルをおすすめする理由は、比較的使われている英語が易しいからです。
自分の夢ややりたい事を語ったり、夢を叶えることに対する不安など、日常でも使えるような英語がたくさん入っています。
私もディズニー映画が大好きで、小さい頃から様々な作品を何度も見ています。内容を覚えているので、英語音声にしても何を言っているかわかる点がさらに良いですね。
ディズニー作品には、何回見ても映画に入り込める不思議な魅力があると感じます。
ラプンツェルでは、酒場で仲間たちと夢を語るシーンがとても面白いので、是非見て欲しいです。
ホームアローン
クリスマスの定番映画、ホームアローンです。
クリスマス休暇にパリに家族旅行へ行く予定のケヴィン一家。
出発の日に全員寝坊し、大慌てで家を出た為、末っ子のケヴィンを家に置いてきてしまいます。
家に置いて行かれたケヴィンは大喜びでやりたい放題でしたが、家に空き巣に入ろうとした怪しい2人組を発見。
空き巣を撃退する為、家中に様々な罠を仕掛けていく、というストーリーです。
子どもが主人公の映画なので、親近感を持って見れる映画だと思います。
主人公のケヴィンが話す英語も、子どもが話す英語の為、易しいものが多いです。
その為、英語学習として取り入れやすい作品となっています。
映画を英語学習として取り入れるには、何度見ても飽きない点がポイントとなります。
ホームアローンは1990年の映画ですが、今でもテレビで何度も放映されるほど人気の映画。
私も、小学生の頃は、あんな仕掛け作ってみたい!と毎回ワクワクしながら見ていました。
「英語学習の為の映画」と肩を張り過ぎず、楽しんで見れる映画がおすすめです。
ハリー・ポッター
イギリス英語を学べる映画と言えば大ヒット作のハリー・ポッター。
1990年のイギリスを舞台とした作品で、登場する俳優もイギリス英語を話しています。
11歳の誕生日にホグワーツ魔法魔術学校から入学許可証が届き、自分が魔法使いの子どもであることを初めて知ったハリー・ポッター。
魔法学校で魔法や魔術について学んでいくとともに、宿敵ヴォルデモート卿についても知っていきます。
両親を失った原因となったヴォルデモート卿との闘いを描いた作品です。
魔法や魔術が中心となる為、少し内容は難しいかもしれません。
ですが、魔法や魔術っていうだけでなんだかワクワクしませんか?
そのワクワクが勉強には必要です。
なぜなら、難しいけど調べてみたい!という興味に繋がっていくからです。
私も初めてハリー・ポッターを見た時は、しばらく現実逃避したくなる程ファンタジーの世界に引き込まれました。それほど衝撃を受け、ハマった作品です。
細部にまでこだわった映像も美しい為、何度見ても新しい発見があります。
ハリー・ポッターはファンタジーが好きな子どもにはすごくおすすめです。
熱狂的なファンが多いことからもわかるように、ハマってしまえば自ら調べて勉強できるような作品です。
となりのトトロ
ジブリ映画で、子どもが一番好きな作品といえばとなりのトトロです。
田舎の農村に引っ越してきたサツキとメイの姉妹。
裏山でトトロと出会った妹のメイは、お母さんのいる病院を目指して迷子になってしまいます。
メイを探す為、姉のサツキもトトロに会いに行き、一緒にメイを探しに行く、というストーリーです。
となりのトトロは元々日本語で作られた作品となりますので、英語吹き替え版を見る形になります。
DVDであれば英語音声、英語字幕を選択することができます。
となりのトトロは英語を覚え始めの子どもにもおすすめです。
なぜなら、英語ネイティブの幼児でもわかるよう翻訳されているので、とても聞き取りやすく、出てくる単語も簡単なものが多いからです。
さらに、となりのトトロは日本語版で見ている子どもが多いので、話の内容もわかっている場合が多いです。
メイが「どんぐり!」とどんぐり見つけるシーン、私も何度もトトロを見ていたので覚えていました。
英語でAcornという単語は知りませんでしたが、ここは日本語で「どんぐり!」と言っていたシーンだ!と内容から英語を理解できたところもありました。
このように、元々内容がわかっている映画を英語でみることは、学習速度も速い為おすすめです。
シング
一度は聞いたことのあるヒットソングがたくさん登場する映画、シング。
経営困難に追い込まれた劇場のオーナー、ムーン(コアラ)は歌のオーディションを開催し、劇場を甦らせようとします。
ギャングのボスの息子で、強盗の手伝いをさせられているジョニー(ゴリラ)や、25匹の子ども達の世話で大忙しのロジータ(ブタ)、歌のうまさはプロ級なのにシャイ過ぎて人前で歌うことのできないニーナ(ゾウ)など、個性的なキャラクターが劇場再建と共に成長していくストーリーとなっています。
シングは様々な曲が出てくるので、飽きずに見ることができおすすめです。
登場人物が動物で、話の内容的もシンプルなので、子ども向けにはなっていますが、話すスピードは結構速めです。
私もなかなか英語のスピードには付いていけませんでしたが、何回も見て聞くことで少しずつネイティブのスピードに慣れてきました。
また、様々なヒットソングの原曲も聞いてみよう!とか、英語で歌ってみたい!と思えるような映画なので、映画からさらに派生して英語勉強ができそうですね。
小学生におすすめの英語学習用映画。おすすめ5作品を紹介します!まとめ
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小学生におすすめの英語学習ができる映画を5つご紹介しました。
英語の映画で学習する際には、最初から英語だけで見るのではなく、日本語でしっかり内容をわかってからの方が学習に入りやすいです。
なぜなら、英単語が全てわからなくても、話の内容がわかっていれば推測できるようになるからです。
この推測が結構大事で、全ての英単語を覚えきることはほぼ不可能なので、話の流れから意味を推測する力が重要となってきます。
これは、中学生になってからも高校生になってからも使える力です。
映画は何度も繰り返し見ることで重要なフレーズなどを覚えていきますので、飽きずに見れて、毎回楽しいと思える作品を選べると良いですね!