今や英語教育は小学生からの時代です。
30代半ばを迎える私ですら小学生の時から英会話習ってましたから、今はそれ以上だと思います。
少なくとも私のころは小学校の授業でALTの先生がいるとかそういうことはなかったですし、
英会話や英語を習ってるのはわりと少数派でした。
さて、英語の試験と聞くとまず思い浮かべるのは学校の試験、じゃなくて英検ですよね。
次いでTOEICやTOEFLじゃないでしょうか。
小学生でも進んでる子は英検持ってますよね。後は中学に入ると取り始める子が増えます。
もう少し先、高校や大学になるとTOEICやTOEFLを受ける子も増えてきます。進路によっては必須になりますよね。
そんなTOEICですが、今は小学生も受けてるんです。
小学生でも受けられるのでしょうか?
教材は何を使っているのでしょうか?
目次
小学生が受けるTOEIC
そもそもTOEICって小学生が受験できるのでしょうか?
実はTOEICには受験するにあたって年齢制限は特にありません。
つまり小学生も当然受験可能です。
ただ、11歳未満のお子さんが受験をする場合は、申し込みの前に保護者がIIBC試験運営センターへ必ず問い合わせる必要があるそうです。なので、受験を考えている場合は必ず運営サイドに問い合わせてください。
受験する内容は大人と同じなのですが、場合によっては子供部屋と呼ばれる別室での受験になることもあるみたいです。でも、同じ部屋に小学生の子供が居たらこっちも驚きますよね。
ということで、小学生でも受験は可能ですが、問題は大人と全く同じもの。
つまり、同じだけの知識が必要ということなのでしょうか?
意外と高い小学生のTOEIC点数
全く同じ問題だと小学生のほうが語彙力的なものや元々持ってる知識量なんかで劣るように感じますよね。
ところがどっこい、そうでもない。
2016年のデータですが、小学生の受験者は305人。平均点は615点。ちなみに高校3年の時の私のMAXのスコアが550点。及びません。ちなみに高校生の平均は512点で社会人は602点。つまり、明らかに小学生点数が高い。
もちろん意識が高い家庭のお子さんが受けてるので点数が高いというのもあるでしょうが、一般知識の量とか特に関係ないことがわかります。また、内訳として、リーディング<リスニングとなっているのも小学生の特徴です。つまり、小学生は読む力よりも聞く力が大人よりも優れているということです。ちなみにリーディングだと大人の方が点数高いですので、ちょっと安心します。そのへんは今までの英語教育の賜物だと思いたい。
後はTOEICは、出される問題があまり前知識を必要としない物が多く、聞かれたことに素直に答えれば解けるというのも小学生の点数が高いことに繋がるかもしれません。
とはいえ、全部問題が英語であったりするので、英検よりもある程度の英語力は必要になります。
TOEIC初心者はどうやって勉強するのか【小学生向】
では、小学生がTOEICの対策のための勉強をするとしたらどうすればいいのでしょうか。実際TOEICは受験する年齢がもっと上に設定されていますので、参考書等を見ても小学生向けのものはほとんどありません。つまり、大人が使うものの中から選ぶ必要があります。そうすると、あまり難しいことが書いてあるものや点数も高く設定しているようなものは向きません。だって、日本語部分読むだけで疲れちゃいます。
そこでオススメしたいのはアルクの「超入門コース」です。小学生向けとは一切出ていませんが、「超」と名前がついている通り、本当に初めての人に向けた内容になっています。1日20分を週4でやるようになっているのですが、20分なら小学生のお子さんでも飽きずに続けられる時間です。また週4ということで、毎日やらなくちゃ・やらせなくちゃという戦いも折り合いをつけてやることができます。内容もリスニングが中心なので、耳からの情報を入れやすい小学生のお子さんにはぴったりです。あと、問題が難しくないので、親御さんも教えやすいのが有り難いところです。学習コーチに質問も出来ますので、親子で勉強するのもいいかもしれません。
英語に慣れ、問題形式に慣れ、少しずつの積み重ねをしていく内容なので本当にお子さんでも無理なく勧めることが出来ます。
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TOEIC初心者の、しかも小学生が勉強するならこの教材がオススメ! まとめ
たくさんのことをスポンジのように吸収できる年齢だからこそ、これから世界に羽ばたいていく子どもたちにTOEICを若いうちからやっておくのは凄いことだと思います。ただ、TOEICは毎年受けないと点数が消滅しますし、点数が上がらなくなった時にモチベーションを保つのが難しいという面もあります。なので、お子さんがどれくらい頑張れるかは親御さんの持ち上げ方にもかかっています。無理にやってお互いが辛くなるなら時間を置いて改めて勉強するのでもいいと思います。
けれど、良い教材を使えばぐぐっと英語への興味関心も含めて高くなるかもしれません。もしチャレンジしたいというのであれば、「超入門コース」を使って勉強してみてはいかがでしょうか。
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