家庭学習教材の姿勢はこの十数年で変わったというより選択肢が増えた物だと思っています。従来の紙テキストの学習、ソフトやインターネット環境を利用したデジタル学習と…お子さんタイプが違うように学習のタイプも違っていきます。
少し前までは教科書と紙のドリルと解説が主流でデジタル化学習は少数でしたが今では紙媒介での学習教材の方が少ないのでは?と思う程にデジタル学習の普及は凄いと思います。
特に、勉強が苦手なお子さんも楽しく学習習慣をつけてもらう目的で作成された。ゲーム式のデジタル教材は沢山出ているという印象です。
デジタル教材の「デキタス」や「スタディサプリ」等のデジタル教材は特にそういった目的の元に作成されていると思いますし。
長年お子さんの学習に寄り添って来た老舗「学研ゼミ」もやはりお子さんに勉強まず楽しんでもらう事を目的にした教材があります。
「ワンダードリル」という教材です。
今回はこの「ワンダードリル」について知っていきたいと思います。どういった教材なのでしょうか??
勉強が苦手というか嫌いでなかなか勉強してくれないというお子さんをお持ちの方は勿論、お子さんに楽しく勉強をさせたいというお方も少しお付き合い頂けると嬉しいです。
教材選びの少しでも参考になれば光栄です!!
目次
どんな教材?冒険に必要なのは?
「ワンダードリル」はお子さんの学習に長年寄り添って来た学研のノウハウを生かし作成した問題をお子さんが大好きなゲームに組み合せたオンライン学習コンテンツとなります。
ゲームのジャンルは「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」と同じロールプレイングゲームですね。コレにクイズ形式の問題組み込み舞台を冒険(学習)していく仕組みとなっております。
●必要な物は?
オンライン学習という事なのでPC、又はタブレットでの登録、ログインでの学習開始となります。推奨環境は
パソコン
Windows
Windows7sp1・8.1update・10
推奨プラウザはChrome最新版
MacPc
MacOs.X10.10・10.11
推奨プラウザはSafari最新版
必須ソフト・AdobeFlashPlayer最新版
タブレット
ios9.3 ipadAri以上ipadmini2以上
推奨プラウザはsafari最新版
Android4.3.4,4.5.1.6.0
推奨プラウザはChrome最新版
必須アプリBGNPlyer
…以上、スマフォは非推奨となります。
学研ゼミはWindowsの他にMacPcでの環境にも対応している事が嬉しいですね。
●料金は?
料金ですが登録初月は無料です。
その後はゲーム感覚で楽しめるという事でそれなりに高いかもと思いましたが
小学生~中学生一貫して月額500円で楽しめます。
これはどの教材と比較しましてもかなり安い料金設定じゃないですか!?
いざ、冒険の旅へ!!ワンダードリルの学習は?
先にも述べた通り、ワンダードリルはゲーム感覚で学習を楽しむ教材です。こういった教材の目的は大抵、勉強嫌いのお子さんをまず遊び感覚でも学習姿勢に向かってもらう事ではないでしょうか?
ですので、問題の質は勿論の事、いかにお子さんの興味を示す事が出来るかに掛っていると断言しても良いかと…
●どういう冒険(学習)を?
ゲームの形式は「ドラゴンクエスト」「ファイナルファンタジー」等と同じロールプレイングゲーム形式です。
この形式のゲームは自分の分身であるキャラクターを操り用意された舞台を冒険しストーリーを追っていくシンプルなモノですが、だからこそ楽しめる形じゃないかと思います。
ワンダードリルの舞台は解り易くファンタジーとなっております。その世界をお子さんのアバターキャラクターが冒険して行くのです。
各科目の世界があり「国語の世界」で国語の勉強、「算数の世界」で算数の勉強と科目の勉強と言うよりは各ステージの攻略をする…という感覚で学習が出来る仕組みとなっております。
世界に「英語」も含まれているので小学校でも早々英語のお勉強も出来るようでこれは月額500円なのに要素が盛りだくさん!!なのでは?
冒険(学習)する世界(科目)を選択しましたら初級(小学校1,2年)、中級(小学校3,4年)、上級(小学校5,6年)、最上級(中学生)という難易度選択をして冒険開始!!となります。
世界に入るとその日の冒険(学習)を攻略するためのドリル問題が出題される形となります。気になる問題ですが、学研ゼミが今までお子さんたちに提供してきた教材をベースにしたクイズ形式のドリル問題という事で気軽にしっかりとした勉強が出来るのでは無いかと思います!!
一度攻略した世界も定期的にアップデートが行われるので飽きずに楽しめる仕様です。
●盛りだくさんのイベント
ロールプレイングゲームの醍醐味と言えば、ストーリーを進めて行くにつれて発生する「イベント」ですがワンダードリルにも「イベント」が勿論組み込まれております。
ストーリーに登場するキャラクターが出題するクイズやドリルに挑戦する「イベントドリル」やワンダードリルの世界の王様からの依頼されるミッションをクリアする事で「限定アイテム」等の特典を得る事が出来る「王からのミッション」等々楽しい要素が多々あります。
そのイベントでの評判が良いモノが「チーム対抗戦」というイベントになります。その名の通り、ワンダードリルユーザーのお子さんたちをチーム分けしてどのチームがワンダードリル内で用意された多くのステージをクリア出来るかを競うイベントとなります。
一人でゲームを行うのも楽しいですが、同じゲームをやっているお子さんたちでチームを組み同じ目的(ステージクリア)に挑むのも楽しそうですね!!
チームは毎週自動で決まるので今週一緒のチームだった仲間と来週はライバル関係に…というのもなかなか萌える展開ですね。
●冒険(学習)のお楽しみ
「王からのミッション」等のイベントやステージ攻略等の学習でポイントがゲット出来ます。このポイントを溜めるとお子さんのアバターキャラクターのカスタマイズ等に使用できます。
ロールプレイングゲームでもバトルに勝利する事で経験値を得てキャラクターがレベルUpしていきます。
ポイントが経験値、アバターキャラクターのカスタマイズがレベルUpという事ですかね?どういう形にしろ、学習の成果を実感出来る上に結果的に学習も身に付いているので良い教材だと思います。大事なのはまず勉強に挑む気持ちですからね。
どんな子が向いている??
何度か述べているのですが、勉強が苦手、もしくは嫌いという子にまず学習してもらう教材だと思います。ゲームが好きというお子さんに向いているのは確かですね。
クイズ形式の問題は良くも悪くも適当でも何とかなるというネックもあるので、ちょっと学習に不安という場合もあると思います。
この教材は月額500円と格安な教材ですのでまず「ワンダードリル」で勉強の形式を身に付けて貰いその後同じく学研ゼミで提供しているオンライン学習「スマートドリル」と併用又は移行という形も良いかと思います。
「スマートドリル」は「ワンダードリル」と逆に勉強らしい勉強をする教材ですので得意分野や好きな科目は「スマートドリル」苦手な科目は「ワンダードリル」というような併用でも良いかなと思います。「スマートドリル」も月額500円~1000円と格安な教材ですしね。
まず勉強は楽しいモノと知ってもらってから…です。
学研ゼミで楽しい学習を!!ワンダードリルでお勉強を攻略!!?まとめ
・ワンダードリルはゲーム感覚に学習を楽しむ教材
・ロールプレイングの形式で学習していく
・イベントやお楽しみ要素も充実
・まずワンダードリルで勉強を楽しませてから他の学習でもOK
…以上でしょうか?
学研ゼミの学研はもともと「●ねんせいの「かがく」「がくしゅう」」等の学習を楽しむ目的の雑誌を発行していたのでお子さんの興味や関心を引いた学習方法を考える事を第一にしているのだと思います。
まずは苦手な事を楽しい事に!!